明王院柴燈護摩供養体験レポート
 以前、ブログにて紹介いたしました「明王院柴燈護摩供養」に行って 参りましたので、ご報告させていただきます。
 福山在住にも関らず、初めてこの護摩供養法要に参加した私としまし ては、具体的にどの様な物になるのか予想がつかず、正直興味深々でし た。  そんな期待に胸を馳せながら明王院に続く石段を登りきり、県重要文 化財の四脚門をくぐると、明王院の本堂が目の前に現れます。  今日は護摩供養法要というだけあって、本堂・五重の塔の正面に色彩 色豊かな垂れ幕が垂れておりました。

護摩供養の開始までまだ時間があるにもかかわらず、たくさんの人がす でに集まっていました。 境内で護摩木と火渡り用のグッズ(鉢巻き・護符・厄払い神木)を購入 した後、少し時間を潰していると大きなほら貝の音色が境内に響き渡り ます。
明王院柴燈護摩供養の開始の合図です。
まず僧侶の格好をした子供達が明王院の書院前に集合しだします。 始めは皆恥ずかしそうにしていましたが、時間が経つにつれどの子も凛 とした表情に変っていきます。
準備が整うと、ここでまたほら貝が大きな音色を奏でます。 お寺の住職の後を子供達が追いかけます。 本堂の前に集まると、護摩供養の成功を祈願する為なのかは、残念なが ら分かりませんがお経を唱えます。
お経が一段落すると、いよいよ本番の護摩供養が始まります。 しめ縄で囲まれた「聖域」に住職達が次々に入り出し、焚き木の前での剣 の舞や破魔矢によるしめ縄の四方に掲げてある神様の名前が書かれた 登りに次々と矢を射出していきます。

ついに、点火の瞬間です。 松明をクロスさせた後、お互いが左右別々の場所から松明を入れていきます。

3メートルは離れているにも関らず、夜の寒さを吹き飛ばすほど熱い炎が燃え上がります。 少し炎が弱くなったのを見計らって、願い事の書かれた護摩を自らもしくは住職の方に渡して炎の中に投入してもらいます。ちなみに、しめ縄の中にはあくまで入ることを禁じられています。

炎がほぼ鎮火すると、次は火渡りです。

足場を良くならした後、まずは住職達が見本を見せます。
続けて、一般の方が1人ずつ渡ります。 順番が後ろの方で素足で待つ時間が長かったからか、それともご利益が あったからか、火の上はそこまで熱くは感じませんでした。 しかし、大変貴重な体験が出来ました。 火渡りをした人のみ、山の中腹にある愛宕神社にて位の高い住職の手に より火渡りをした人の額に護符を添え、ありがたい判を押してもらい、(もし、 前回参加していれば、前回のご神木をここで燃やします)明王院柴燈護摩 供養は無事終了いたしました。 次回も機会があればぜひ、参加したいと思いました。
                                       担当:三谷